整体スクールを出て本物のプロになるには
もちろん整体の技術は大切です。知識も経験も大切でしょう。しかしそれらをひっくるめた、もっと大きくて大切なものがあります。それはあなたの覚悟です。何としてでも**を○○にする!という覚悟です。では、覚悟とは全てを捨てて目標に立ち向かう!そんな重々しいイメージなのでしょうか? 整体スクールを出て本物のプロ整体師になる。一緒に学んでいきましょう。
「目次」
1たとえばプロポーズ。
男 > 結婚したいけどどう。幸せにできると思う。
これってどう思います? もう少しこう情熱というか力強さというか「ビシッと言わんかい!」とツッコミ入れたくなる?
「どんなことがあっても僕は君を幸せにする!だから僕と結婚してください!」
そう言い言ってビシッと決めて欲しいと思います。仕事も同じです。ところが今の時代は知識が回りすぎているのか、「言い切ってしまうと後で何かあった時に責任問題になるから」などと言い切るのを躊躇している人も少なくないようです。確かに自信もないのに「大丈夫です!」って言い切ってしまうのもどうかと思いますが、それでも保身を大前提とした言い方には魂は宿ってないですね。
プロの整体師からのアドバイス。あなたならどちらがいいですか?
- このセルフケアが良いと思います。
- このセルフケアがあなたにとってベストです!キッパリ!
言い切るのです。お客様はあなたをプロの整体師として見ています。あなたが勉強して来たこと。信じて来たこと。この仕事にかける情熱と勇気。そんなところを見ています。だからこそあなたはこう言い切りましょう。
「先ずはこれをやってください。あなたにとってのベストのセルフケアはこれです!」
表情や姿勢もあなたの言葉に力を添えています。
- お顔に表情があります。生き生きとしています。
- お顔に艶があります。輝いています。
- 背筋が美しいです。
- 動作と喋り方がゆっくりです。
- そして何よりも一緒にいる空気感が心地よいです。
このような方はより単価の高いメニューを利用してもらえます。3,000 円よりも6,000円。1万円よりも3万円。3万円よりも10万円です。なぜならお客様はやっと発見したからです、あなたの事を。
お客様は真剣です。真剣にこの悩みや願望を叶えたいと思っているから、お客様とあなたの「真剣」x「真剣」が掛け合わさればそうなります。
2スキルが高い事と覚悟を決める事は違います。
例えばこんな例。
お客様 > 私はO脚やカラダの歪みで何十年も悩み苦しみ続けて来ました。でもあなたには可能性を感じます。私はこれから定期預金を解約して50万円を用意します。そのお金で私を生まれ変わらせてください。」
さてあなたならどう答えますか?
「なにもそこまでやらなくても大丈夫ですよ」
と言いますか? それとも
「大丈夫です。私に任せてください!」
と言い切りますか?
自分に自信がない、なんちゃって整体師は「なにもそこまでやらなくても大丈夫ですよ」と言ってしまいます。お客様の覚悟を受け止めきれないから。別の言い方ではセルフイメージが低い。
本物の整体師はこう言います。
「分かりました、大丈夫です、私に任せてください。結果が出るまで一緒に頑張っていきましょう!」
ちなみにこんな言い方はグッとくるかも。
「分かりました、大丈夫です、私に任せてください。結果が出るまで一緒に頑張っていきましょう! それと50万円ですが少しでも費用を下げられるようにセルフケアをしっかり学んで自分でも行ってください。それで浮いたお金でお洒落を楽しんでください。あなたはそれが出来る人ですから
3動機こそが大切。
なぜあなたは整体を、骨盤力を学ぼうとしたのですか? 学んで何をしたいのですか?
つまり「動機」です。たとえばこんな例 >
「私は小学生のときから背が高くて目立つことが嫌でずっと猫背できました。大人になった今でも猫背からくる多くの症状に悩まされてきました。そんな私も結婚して子どもが生まれました。とても可愛い。 だけどこの子には私と同じような悩みを持って欲しくない。胸を張って堂々と生きて欲しい。周りのママ友を見ると私と同じような悩みを抱えているママ友が多いことに気がつきました。> 私、骨盤力を学んで先ずは私が変わります! 私の猫背を治します。家族にも伝えたい。そして自信が持てたらママ友にも伝えたい!
動機が明確だと、どんなことを学べば良いかも具体的に見えてきます。ゴールも明確になります。整体の授業の時も質問が明確になります。
しかしこの動機は自分ではなかなか気がつきにくいものです。
動機が見えてくると・・・
ワクワクします。行動したくなります。粘りが出ます。そして何よりも自分を信じることができます。これを信念という。勉強が具体的になります。具体的だから学んだことが明確になります。